計装士トレーニング問題
計装士試験(1級・2級)の出題範囲をもとにした、登録不要・即採点の4択クイズです。 全172問の中から分野を選び、10問1セット・10点満点で挑戦できます。
本クイズはPICOTが独自に作成したオリジナル問題であり、日本計装工業会・公式教材とは関係ありません。 正確性には注意して作成していますが、実際の試験内容や最新の法令・規格を保証するものではありません。学習の参考としてご利用ください。
出題分野
10問1セット・10点満点(選択中の分野の問題数:172問)
サンプル問題(分野ごとに1問ずつ)
実際にサイトに掲載している問題の一部です。8分野のうち7分野から 1問ずつ、正解・解説つきで紹介します。
01_13 ・ 計装一般
JIS Z8103(計測用語)における測定方法の分類のうち、「零位法」の考え方として、最も適切なものはどれか。
- ①測定対象量とは独立に大きさを調整できる同じ種類の既知量を用意し、既知量を測定対象量に平衡させて、そのときの既知量の大きさから測定対象量を知る方法(正解)
- ②測定対象量を基準器や基準量と比較し、その差だけを測定して基準量に加減する方法
- ③検出器の指示がゼロになるよう入力を調整せずそのまま指示値を読み取る方法
- ④測定を繰り返し、その平均値を測定結果とする方法
解説:選択肢2は差動法、選択肢3・4は零位法とは異なる考え方の説明。零位法は既知量を測定対象量に平衡(バランス)させ、その既知量の大きさから測定対象量を求める方法である。
02_01 ・ 計器
熱電対(thermocouple)による温度測定の原理として、最も適切なものはどれか。
- ①二種類の異なる金属導体の接点に温度差があると起電力が生じる現象(ゼーベック効果)を利用する(正解)
- ②温度により導体の電気抵抗値が変化する現象を利用する
- ③物体表面から放射される赤外線エネルギー量を測定する
- ④温度により誘電体の静電容量が変化する現象を利用する
解説:熱電対はゼーベック効果を利用する温度計。選択肢2は測温抵抗体(RTD)、選択肢3は放射温度計の原理であり、選択肢4はそもそも一般的な温度測定方式ではない。
03_19 ・ 計装設計/規格
建築物の雷保護システムにおいて、外部LPS(避雷設備)とSPD(サージ防護デバイス)の役割の違いとして、最も適切なものはどれか。
- ①外部LPSは直撃雷から建築物・人体を保護し、SPDは屋内に侵入した雷サージを分流・制限して電気・電子機器を過電圧から保護する(正解)
- ②外部LPSとSPDは全く同じ役割を持ち、どちらか一方があれば十分である
- ③SPDが直撃雷を受け止め、外部LPSが内部機器を保護する
- ④外部LPSは電子機器専用の保護装置であり、建築物本体の保護には使用されない
解説:外部LPS(受雷部・引下げ導線・接地システム)は直撃雷から建築物・人体を保護し、SPDは屋内に侵入した雷サージを分流・制限することで電気・電子機器を過電圧から保護する。両者は役割が異なり、組み合わせて用いる。
05_16 ・ 検査と調整
JIS Z8141に基づく設備保全の分類のうち、「故障が発生する前に計画的に行う保全」を指すものとして、最も適切なものはどれか。
- ①予防保全(正解)
- ②事後保全
- ③改良保全
- ④保全は分類されず、すべて同一の作業とみなされる
解説:予防保全は故障が発生する前に計画的に行う保全、事後保全は故障が発生した後に行う保全、改良保全は故障が起こりにくい設備への改善や性能向上を目的とした保全であり、それぞれ目的・実施タイミングが異なる。
06_01 ・ 計装工事施工
「容器内部で爆発が起きても容器自体は損傷せず、火炎や高温ガスが接合部・開口部を通じて外部の爆発性雰囲気に達しないようにする」という考え方に基づく防爆構造として、最も適切なものはどれか。
- ①耐圧防爆構造(正解)
- ②内圧防爆構造
- ③安全増防爆構造
- ④本質安全防爆構造
解説:耐圧防爆構造は、内部爆発の圧力に容器自体が耐え、外部への引火を防ぐ構造。内圧防爆構造は保護ガスの圧力で爆発性雰囲気の侵入自体を防ぐ構造、安全増防爆構造はアーク・火花を発生させない機器の安全性をさらに高める構造、本質安全防爆構造は電気エネルギー自体を制限する構造であり、いずれも耐圧防爆構造とは考え方が異なる。
07_04 ・ 安全衛生
酸素欠乏症等防止規則における「酸素欠乏」の定義として、最も適切なものはどれか。
- ①空気中の酸素の濃度が18%未満である状態(正解)
- ②空気中の酸素の濃度が21%を超える状態
- ③空気中の二酸化炭素の濃度が18%を超える状態
- ④空気中の窒素の濃度が18%未満である状態
解説:酸素欠乏症等防止規則では、空気中の酸素濃度が18%未満である状態を「酸素欠乏」と定義している。
08_03 ・ 法規
建設業法に基づく建設業許可の有効期間として、最も適切なものはどれか。
- ①5年間(正解)
- ②1年間
- ③3年間
- ④10年間
解説:建設業の許可の有効期間は5年間であり、引き続き建設業を営もうとする場合は更新の手続きが必要となる。
計装士試験について(よくある質問)
- Q. 計装士とはどんな資格ですか?
- プラントやビルなどの自動制御システム(計装設備)の設計・施工・維持管理に関する知識・技術を 審査する資格です。1977年に労働省認定の技能審査として発足し、2001年に建設業法に基づく試験へ 移行しました。一般社団法人日本計装工業会が「登録計装試験実施機関」として試験を実施しており、 1級・2級があります。
- Q. 資格を取得するとどんなことができますか?
- 1級計装士は「1級計装士」の称号が付与されるほか、建設業の経営事項審査(経審)において 技術者一人につき1点加点される評価対象技術者となります。取得後は知識・技術の維持向上のため、 5年ごとの技術維持講習の受講が義務付けられています。
- Q. 受験資格は?
- 2級は計装工事の設計・施工実務経験2年以上で受験できます。1級は実務経験5年以上 (2級合格者は4年6か月以上)が必要で、いずれも指導監督的実務経験1年以上を含むことが条件です。
- Q. 合格率はどのくらいですか?
- 年度・級によって変動しますが、1級学科試験は60%前後で推移していると報告されています (一例として、ある年度は受験者795人に対し合格者487人・合格率61.3%)。最新の実施結果は 公式サイトで確認してください。
- Q. 申込方法は?
- 受験案内書に記載された受付期間内に、申込書類を郵送(消印有効)で提出します。試験日程・ 受験料・提出書類などの最新情報は、日本計装工業会が発行する受験案内書および公式サイトで 確認してください。
最新の試験日程・受験料・受験案内書は、一般社団法人日本計装工業会の公式サイト(keiso.or.jp)で必ずご確認ください。